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データ入力/ヘッダ部/テキスト入力

テキストファイルを読み込んだり、貼り付けたりしてその中から条件に合ったデータを入力域に自動設定します。定型フォーマットでデータを記入してるテキストがあるならそこから簡単にデータ入力できるのです。たとえばメールでの申し込み書とか報告書などからデータを抜き出せるというわけです。
でも、あくまでもデータ入力補助ですから、すべてを入力できるわけではありません。必ず、内容を目で確認して足りない部分は手動で入力しましょう。まぁ、少しでもデータ入力で楽ができたらいいなというところです。


テキスト入力 テキストからデータを読み取ってデータ入力することができます。抽出方法などはフォーム単位で保持されます。
テキストからデータの読み取り データを読み取るテキストを指定します。
テキストデータの抽出方法 データの抽出方法を設定します。
テキスト入力の例 テキスト入力の一例です。

テキスト入力

「テキスト入力」で「テキストからデータの読み取り」ウィンドウが開きます。
テキストから読み取ったデータは、現在開いてるノートに入力されます。既にデータが入力されてるノートの場合、上書きされる可能性があります。上書きで構わないのならいいのですけど、上書きされたくなかったら、まず「新規」ボタンで新規ノートを開きましょう。
 1テキストファイルからの読み込みの場合は現在開いてるノートにデータ入力されます。複数テキストファイルからの読み込みの場合は、先頭テキストのデータが現在開いてるノートにデータ入力され、それ以降は新規ノートとしてデータ入力されます。

既にデータが入力されてるノートの場合、以下の確認ダイアログが表示されます。

上書きでいい場合は「はい」
上書きがまずい場合は「いいえ」で戻り、「新規」ボタンで新規ノートを開き、それから行ってください。


テキストからデータの読み取り


・「テキスト読み込み」:データ入力するテキストファイルを読み込みます。読み込むとリストに展開されます。
・「貼付け」:コピーしたテキストを貼り付けます。メールでテキストを受け取った場合はこの方法がいいかと思います。貼り付けるとリストに展開されます。



・□上記のテキストをファイル保存する:テキストをファイル保存したい場合には□をチェックします。主に「貼り付け」でテキストを展開した場合に使用します。
・「ファイル名」:保存するフォルダとファイル名を指定します。

”AAA”フォルダの下に”草野球メンバー”と言うファイル名を指定します。実際にはこのファイル名で保存されるのではなく、このファイル名+”_ノートahというテキストファイルに保存されます。




・「データ抽出方法」:テキストからデータを抽出する方法を指定します。これが無いとデータを抽出する事ができません。

・「クリア」:リストをクリアします。テキストを何も指定して無い状態になります。

・「複数テキストファイル選択」:複数のテキストファイルからデータ入力できます。選択されたテキストファイルはパス名がリストに展開されます。先頭のテキストは現在開いてるノートに入力され、それ以降は新規ノートに入力されます。既に複数のテキストファイルでなんらかの情報を管理してるのならこれで少しは楽に入力できると思います。




・「OK」:指定のテキストファイルからデータ入力を行います。
・「キャンセル」:なにもせず戻ります。


「複数テキストファイル選択」で複数のテキストファイルからデータ入力した場合、以下のような確認ダイアログが表示されます。

「以降すべてOK]:ダイアログに表示されてるノートb保存します。その後の確認を省きたい場合はクリックしてください。
「OK」:ダイアログに表示されてるノートb保存します。1ノートづつ確認していく場合はクリックしてください。
「キャンセル」:複数テキストファイルからデータ入力を中断します。

複数テキストファイルからデータ入力が終了したら、以下の保存情報が表示されます。これはエラーではなく確認です。

確認したなら、右上のXで閉じてください。

複数テキストファイルからのデータ入力後は入力されたノートを確認し、足りないところは手入力してください。


テキストデータの抽出方法


・「テキスト読み込み」:データ入力するテキストファイルをサンプルとして読み込みます。読み込むとリストに展開されます。
・「貼付け」:コピーしたテキストをサンプルとして貼り付けます。貼り付けるとリストに展開されます。


サンプルがあると、参照しながら作業ができますし、「↓コピー&ペイスト」にてサンプルテキストから抽出条件を抜き出す事もできます。



「↓コピー&ペイスト」:サンプルテキストから抽出条件を抜き出す事もできます。
まず、入力する入力域をクリックします。その入力域は水色になります。次に、その入力域に入力したい文字列をサンプルテキスト上で選択し反転させます。そして「↓コピー&ペイスト」をクリックすると、水色の入力域にサンプルテキスト上で選択し反転した文字列が入力されます。
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・「検索を開始する行のキーとなる文字列」:検索を開始する行を指定します。先頭からの場合は未指定で構いません。
例えば、下記のようにキーが重複するようなデータがある場合に指定します。
製品名:AAA
定価:200円
製品名:BBB
定価:300円
製品名:CCC
定価:250円
BBBの定価を抽出する場合、「検索を開始する行のキーとなる文字列」に”BBB”と指定すれば、”製品名:BBB”から検索を開始して、最初の”定価”がBBBの定価となります。

・「抽出するデータのある行のキーとなる文字列」:検索開始行以降で、抽出するデータのある行を決定できる文字列を指定します。
氏名:伊東ソラ夫
性別:男
生年月日:1970/11/18
(生年月日は半角英数西暦でyyyy/mm/dd 形式で記入してください。)
電話番号:1111-111-1111
メール:sora@maru.ne.jp
上記の例で、氏名を抽出するなら、他に「氏名」という文字がないので、”氏名”をキーにできます。”氏名:”でも”氏”でも”名”でも可です。

・「抽出するデータの直前の文字列」:抽出するデータの直前の文字列を指定します。空白は先頭からになります。
上記の例で、氏名を抽出するなら、”:”とするのがいいでしょう。”氏名:”でも”名:”でも可ですが、”:”だと、他のデータ、性別や生年月日などを抽出する際に同じでいいので指定する手間が省けます。

・「抽出するデータの直後の文字列」:抽出するデータの直後の文字列を指定します。空白も可です、何も無しは最後尾までです。
上記の例で、定価なら”円”と指定します。氏名なら最後尾までなのでなにも指定しません。

・「抽出データの出力先」:抽出データの出力先を指定します。選択リストは「ページ名:オブジェクト名(項目名)」となってます。

*登録した後で、ページ名を変更されると、これも修正しなければなりません。


・「↓登録」:クリックすると、抽出方法として登録されます。
リストの下の黄色の領域には、サンプルの場合の抽出データが表示されます。複数の抽出条件が登録されてる場合、リスト上で選択されてる抽出条件のサンプルの場合の抽出データが表示されます。これで抽出条件が正しいか確認できます。




・「↑修正」:リストで選択した抽出条件を、上の入力域に展開し修正ができます。
・「削除」:リストで選択した抽出条件を削除します。
・「OK」:リストに登録した抽出条件を、「抽出方法」として本登録し戻ります。
・「キャンセル」:何もせずに戻ります。今回、登録した抽出条件は無視されます。「抽出方法」は以前のままです。




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